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会社が本店を移転したら、原則として変更の原因が発生した日から2週間以内に本店移転登記を申請します。同じ登記所の管轄内か、管轄外へ移転するかで申請方法や書類が変わります。この記事では、本店移転登記の期限、株主総会・取締役会の決議、必要書類、登記後の届出を整理します。
本店移転登記の結論
- 本店移転後は商業登記の変更が必要
- 登記期間は原則2週間以内
- 定款の本店所在地の定めと決議機関を確認する
- 管轄内移転と管轄外移転で申請書類が変わる
- 税務署、年金事務所、許認可への変更届も連動させる
管轄内・管轄外の違い
| 区分 | 特徴 |
|---|---|
| 同じ登記所の管轄内 | 本店移転登記を一つの登記所へ申請 |
| 別の登記所の管轄へ | 旧所在地・新所在地に関係する連件申請を確認 |
| 定款変更を伴う | 株主総会特別決議など決議内容を確認 |
| 定款内の移転 | 取締役会設置会社など機関設計に応じて決定 |
移転前に確認すること
- 新住所の住居表示・地番・郵便番号
- 定款に定める本店所在地の範囲
- 株主総会・取締役会の決議機関
- 賃貸借契約書など使用権原
- 許認可、銀行、税務、社会保険への届出
主な必要書類
- 本店移転登記申請書
- 株主総会議事録または取締役会議事録
- 定款変更を示す議事録
- 委任状
- 印鑑届出関係書類(取扱いは最新案内を確認)
法務省は、本店を移転した場合には本店移転の登記が必要と案内しています。管轄外移転の印鑑届書の扱いなど制度変更もあるため、法務局の最新様式を使用します。
手続の流れ
- 新住所と管轄登記所を確認する
- 定款と機関設計を確認する
- 必要な決議を行い議事録を作成する
- 申請書・添付書類・登録免許税を準備する
- 2週間以内に法務局へ申請する
- 登記完了後に証明書を取得する
- 税務・社会保険・許認可・銀行の変更届を提出する
登記後の届出
税務署、都道府県、市区町村、年金事務所、労働保険、金融機関、取引先、許認可行政庁などへ住所変更を連絡します。建設業、宅建業、古物商、飲食店など許認可がある場合は、登記と別に変更届が必要です。
よくある失敗
登記期限を移転予定日から考えない
原因日と申請期限をカレンダーに登録します。
定款の住所範囲を確認しない
定款変更の決議が必要かを確認します。
郵便転送だけで終わる
登記、税務、年金、許認可、銀行の登録住所を更新します。
許認可の営業所要件を見落とす
移転前に許認可行政庁と消防・建築を確認します。
チェックリスト
- 新住所と管轄登記所を確認した
- 定款と決議機関を確認した
- 議事録を作成した
- 申請期限を記録した
- 管轄内・管轄外の必要書類を確認した
- 登記後の税務・社会保険・許認可を洗い出した
- 取引先・ウェブサイト・請求書の住所を更新した
まとめ
本店移転登記は、住所だけの変更に見えて、定款、決議機関、管轄、許認可、税務・社会保険など多くの手続と連動します。移転日を起点に2週間の期限を管理し、登記前から関連届出を一覧化します。
本店移転と関連する変更届をまとめて整理したい方へ
登記、定款、税務、社会保険、許認可、銀行の住所変更を、移転スケジュールに合わせて確認します。
よくある質問
Q. 本店移転登記の期限はいつですか?
原則として、移転の原因が発生した日から2週間以内です。
Q. 同じ市内の移転でも登記は必要ですか?
管轄内であっても本店所在地が変われば変更登記が必要です。
※会社形態、定款、管轄、制度改正により必要書類が変わります。申請前に法務局の最新案内をご確認ください。
