防火管理者の資格:甲種防火管理者・乙種防火管理者

防火管理者の資格を有する者

職務的要件

政令第3条第1項で、「防火管理者は、防火対象物において防火管理上必要な業務を適切に遂行することができる管理的又は監督的な地位にあるもの」でなければならないとされています。

知識・技術的要件

以下の者が防火管理者の資格を有する者とされています。

  1. 市町村の消防職員で管理的又は監督的な職に1年以上あった者
  2. 労働安全衛生法第11条第1項に規定する安全管理者として選任された者
  3. 防火対象物点検資格者講習を修了し、免状の交付を受けている者
  4. 危険物保安監督者として選任された者で、甲種危険物取扱者免状の交付を受けている者
  5. 鉱山保安法第22条第3項の規定により保安管理者又は保安統括者として選任された者
  6. 国若しくは都道府県の消防の事務に従事する職員で、1年以上管理的又は監督的な職にあった者
  7. 警察官又はこれに準ずる警察職員で、3年以上管理的又は監督的な職にあった者
  8. 建築主事又は一級建築士の資格を有する者で、1年以上防火管理の実務経験を有する者
  9. 市町村の消防団員で、3年以上管理的又は監督的な職にあった者

甲種防火管理者・乙種防火管理者


防火管理者の資格は、防火対象物の区分、用途、収容人員などによって、任命すべき防火管理者の資格要件が甲種防火管理者と乙種防火管理者に区分されます。

管理権原者と防火管理者についてはこちらからご覧ください。

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行政書士萩本昌史事務所